角笛の吹き込み
● ここでいう角笛とは、偉大かつ荘厳なるアッラーが末世において天使イスラーフィール(彼に平安あれ)に命じて吹かせるものを指します。その一吹き目は「衝撃の一吹き」であり、アッラーがそうお望みにならないもの以外の天地全てのものは、それによって打たれ気を失います。それから二吹き目を命じられますが、それが「復活の一吹き」なのです。
● 角笛が吹き鳴らされた時の被造物の状況:
1-至高のアッラーはこう仰られました:-それゆえ(彼ら頑迷な不信仰者たちから)離れよ。その日召集する者(イスラーフィール)が(彼らを彼らの)厭うところのものへと召集する。(彼らは)まるで散り散りのバッタのごとく、恐怖で目を伏せながら墓場から出てくる。召集する者の方へと急ぎ、不信仰者たちはこう言う:「これはなんとも厳しい日だ。」,(クルアーン54:6-8)
2-至高のアッラーはこう仰られました:-そして角笛が吹き鳴らされ、アッラーがお望みになられるもの以外の天地の全てのものは気を失う。それからもう一吹きされると、彼らは立ち上がり眺め回す。,(クルアーン39:68)
3-至高のアッラーはこう仰られました:-そしてその日角笛が吹き鳴らされ、アッラーがお望みになられるもの以外の天地全てのものは恐れおののく。そして全ての者は身をすくませ怯えながら、かれの御許へとまかり出る。,(クルアーン27:87)
● 角笛への吹き込みの一吹き目と二吹き目の間隔:
アブー・フライラ(彼にアッラーのご満悦あれ)は言いました:「アッラーの使徒(彼にアッラーからの平安と祝福あれ)は言いました:“角笛への吹きこみの一吹き目と二吹き目との間隔は、40である。”」(人々はアブー・フライラに)言いました:“アブー・フライラよ、40日ということですか?”(アブー・フライラは)言いました:“いや。”(人々はアブー・フライラに)言いました:“それでは40ヶ月ですか?”(アブー・フライラは)言いました::“いいえ。”(人々はアブー・フライラに)言いました:“それでは40年ですか?”(アブー・フライラは)言いました:“いいえ。”(アル=ブハーリーとムスリムの伝承[1])
● 審判の日はいつか?
1-アブー・フライラ(彼にアッラーのご満悦あれ)は言いました:「アッラーの使徒(彼にアッラーからの平安と祝福あれ)は言いました:“角笛の主(イスラーフィール)の眼はそれを任された時から、玉座の方を眺めて準備している。彼は少しでも眼を逸らした際にご命令がかかるのを恐れているのだ。彼の眼は煌めく2つの惑星のようである。”」(アル=ハーキムの伝承[2])
2-アブー・フライラ(彼にアッラーのご満悦あれ)は言いました:「アッラーの使徒(彼にアッラーからの平安と祝福あれ)は言いました:“太陽の眼を見る日で最良のものは、金曜日である。アーダム(アダム)はその日創造され、その日に楽園に入れられ、その日そこから追放された。そして審判の日は金曜日以外には起こらない。”」(ムスリムの伝承[3])
[1] サヒーフ・アル=ブハーリー(4935)、サヒーフ・ムスリム(2955)。文章はムスリムのもの。
[2] 真正な伝承。ムスタドゥラク・アル=ハーキム(8676)、アッ=スィルスィラト・アッ=サヒーハ(1078)参照。